古事記

5分で読める「古事記」上巻(1)・天地のはじまり

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古事記・上巻

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別天津神

世界に初めて天と地が現れた時、地上はまだ土と言えないほど柔らかく、クラゲのようにプカプカと漂っている状態でした。

そんな中、高天原たかあまはらに五柱の神が次々と現れ、すぐに身を隠してしまいました。

これら五柱の神々を、天の神の中でも特別な存在として「別天津神ことあまつかみ」と呼びます。
五柱のうち、最初に現れた三柱の神(アメノミナカヌシ、タカミムスヒ、カミムスヒ)を「造化三神ぞうかさんしん」と呼びます。
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神世七代

その後、二柱の独神ひとりがみと男女二神が対になった夫婦神が4組現れ、最後にイザナギとイザナミが誕生しました。

この7代の神々を「神世七代かみよななよ」と呼びます。
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最初の国土「オノゴロ島」

地上は未だ、海の上をプカプカと浮いていました。

そこで天の神は、イザナギとイザナミに海を固めて国を作るよう命じます。

二神は天に浮かぶ天浮橋あめのうきはしに立ち、天の神から授かった天沼矛あめのぬぼこで海をかき混ぜました。

すると矛から落ちてきた雫が積もり、オノゴロ島になりました。

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蛭子神と淡島神

オノゴロ島に降り立った二神は結婚し、天の御柱と広大な殿舎を建て、初めて男女の性交を行いました。

女性であるイザナミの方から誘ったため(正しくは男性から誘わなければならない)、生まれたヒルコは不具の子でした。そんな我が子を葦船あしぶねに乗せ、海の彼方に流してしまいました。

次に生まれたアワシマも不具の子であったため、二神の子供として数えていません。

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イザナギとイザナミの国生み

今度は、天の神の助言通りに男性のイザナギから誘ったところ、二神の間に立派な8つの島(大八島おおやしま)と6つの島が生まれました。

大八島
1 淡路之穂之狭別島(あわじのほのさわけのしま) 淡路島
2 伊予之二名島(いよのふたなのしま) 四国
3 隠伎之三子島(おきのみつごのしま) 隠岐島
4 筑紫島(つくしのしま) 九州
5 伊伎島(いきのしま) 壱岐島
6 津島(つしま) 対馬
7 佐度島(さどのしま) 佐渡島
8 大倭豊秋津島(おおやまととよあきつしま) 本州
1 吉備児島(きびのこじま) 児島半島
2 小豆島(あずきじま) 小豆島
3 大島(おおしま) 屋代島(周防大島)
4 女島(ひめじま) 姫島
5 知訶島(ちかのしま) 五島列島
6 両児島(ふたごのしま) 男女群島
児島半島はもともとは島で、半島となったのは江戸時代です。