古事記

5分で読める「古事記」上巻(4)・天照大御神の誓約

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古事記・上巻

葦原中国を追放されるスサノオ

イザナギに海の統治を命じられたスサノオですが、乱暴で仕事もせず、毎日泣きわめいてばかりいました。

スサノオの鳴き声で山は枯れ、海は干上がり、地上には禍が満ちていました。

イザナギが訳を聞くと、「堅洲国かたすくににいる母に会いたい」とのこと。

怒ったイザナギは、スサノオを葦原中国あしはらのなかつくにから追放しました。

スサノオの高天原訪問

スサノオは、姉のアマテラスに別れを告げるために、高天原たかあまはらに昇りました。

しかし、それを知ったアマテラスは、スサノオが高天原を奪いに来たと思い、武装して待ち構えました。

誓約による対決

スサノオは、身の潔白を証明するために「誓約うけい」をして子を生むことを提案します。

まず、アマテラスがスサノオの剣を噛み砕くと、三柱の女神が生まれました。

次に、スサノオがアマテラスの勾玉まがたまを噛み砕くと、五柱の男神が生まれました。

アマテラスは、勾玉から生まれた男神をアマテラスの子、剣から生まれた女神をスサノオの子としました。

するとスサノオは、「私の心が清いから女神を生むことができたのだ」と言って、自分の勝ちを宣言しました。

その勢いで暴れ回ったスサノオは、田んぼのあぜや溝を壊し、神殿にくそを撒き散らしたりしました。

しかし、アマテラスは弟の暴挙をかばい、咎めるようなことはしませんでした。

誓約とは、神に誓いを立てて祈り、神意として示された兆候から事の善悪・真偽などを判断する占いです。本来は、事前に判断基準を決めてから行うのですが、古事記ではそれが省かれています。