生まれて初めて御朱印帳を購入しました。
毎年、色々な神社を参拝する機会があったにもかかわらず、今年から御朱印を頂こうと思い立ったのには理由があります。
それは、母が難病にかかってしまったからです。
御朱印は参拝した証明書なので、ご利益を求めるものではありません。
しかし、私が参拝して神様とのご縁を頂くことによって、母の病状が悪化せず、毎日を少しでも穏やかに過ごせるようになればとの思いがあるからです。
でも、御朱印帳を手にしたものの、説明書は一切なく、使い方がよくわからない。
そこで、御朱印を頂く前に用意すべきことを簡単にまとめてみました。
御朱印帳の準備
まず、御朱印帳を使うにあたり、最初にやっておきたいことがあります。
表紙の白紙部分に「御朱印帳」と記入する
表紙に「御朱印帳」と最初から書かれたものもありますが、表紙のラベルが白紙になっているものもあります。
その場合、自分で「御朱印帳」と書いておきましょう。
※神社で御朱印をいただく際に、お願いすると書いてもらえる場合もあります。
御朱印帳に自分の名前を書く
御朱印帳が他の人と全く同じものだと、取り違いが起こる可能性もありますので、必ず名前を書いておきましょう。
筆で書くのが一番良いのですが、無理な場合はボールペンでも構いません。
書く場所にルールは無く、
- 表表紙の裏の右下
- 裏表紙の裏の左下
- 表紙の「御朱印帳」の横
など、御朱印に使わない場所に名前を書く人が多いようです。住所や電話番号を書いておくと、無くなった場合、見つかる可能性が高くなります。
※私はボールペンを使い、裏表紙の下に横書きで名前を記入しました。
御朱印帳は右開き?左開き?1ページ目はどこ?
御朱印帳は表紙を「右」に開きます。
1ページ目は開いた左側の部分になります。
右側は、あくまでも表紙の裏側と認識しているので、私は左側を1ページとしています。
※ルールは決まっていないので、最終的には自分の判断となります。
御朱印帳は神社とお寺で使い分けた方がいいの?
御朱印帳は神社とお寺を一緒にしても、マナー違反にはなりません。
なぜなら、昔は神仏習合が一般的だったからです。
ただし、御朱印帳に統一感を求める人は分けた方がいいと思います。
※まれですが、お寺によっては「宗派が違う」などの理由で御朱印をいただけない場合もあります。その場合、新たに購入するか、書き置きの御朱印をいただくことになります。
御朱印帳と一緒に用意したい「ゴムバンド」
御朱印帳は蛇腹と和綴じの2種類がありますが、多くのものは蛇腹タイプです。
御朱印帳は、そのまま持ち歩くと御朱印帳が開いてしまうので、ゴムバンドで留めることをお勧めします。
お弁当箱用のゴムバンドでもいいですが、小銭入れが付いているものが便利です。
なぜなら、御朱印を頂く時や参拝する場合に、スッと小銭が取り出せるからです。
御朱印の金額は300円や500円が一般的ですが、本来は金額が決まっておらず気持ちの金額で納めるものでした。
したがって、御朱印を頂く際は、お釣りが出ないようにしたいものです。
あとがき
御朱印帳の使い方については、細かい決まりはありません。
少しでも疑問に思うようなことがあれば、神社やお寺でお尋ねしてみると良いでしょう。