古事記・中巻
ニギハヤヒの服従
大和(奈良県)平定が目前に迫ったイワレビコ(初代・神武天皇)は、兄・イツセの仇であるナガスネヒコに戦いを挑み、見事に討ち果たしました。
そんなある日、神の子が地上に降り立ったと聞いて、ニギハヤヒがイワレビコのもとを訪れました。
自分も神であることを示す天の宝物を差し出して、イワレビコに従うことになりました。
名前 | |
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1 | 男性 神倭伊波礼毘古命(かむやまといわれびこのみこと) |
2 | 男性 五瀬命(いつせのみこと) |
3 | 男神 那賀須泥毘古(ながすねびこ) |
4 | 男神 邇芸速日命(にぎはやひのみこと) |
神武天皇の即位
イワレビコは、荒ぶる神々や多くの豪族を服従させ、畝火(畝傍山の麓)に白檮原宮を造り、天下を治めることになりました。
これが初代・神武天皇の誕生です。