神門
社殿
摂末社
4柱合祀社
- 鹿島神社
- 伊邪那岐神社
- 高房神社
- 奥宮
5柱合祀社
- 香取神社
- 手子后神社
- 八龍神社
- 江神社
- 若宮
稲荷神社
パワースポット
力石
この力石は、春秋のお祭りや、夏の昼休み夕涼みに集まった若者たちの力比べに使われたものです。
右側の五十貫ほどある石は、対岸の俠客、笹川の繁蔵が自らの力を試すために使い、奉納されたものと伝えられ、「繁蔵の力石」とも言われています。
※侠客とは、強きを挫き、弱きを助ける事を旨とした「任侠を建前とした渡世人」のことです。
忍潮井
忍潮井は、社前の一の鳥居の両側にある男瓶・女瓶と呼ばれる二つの井戸で、日本三霊泉の一つです。
仲哀天皇3年(194年)に造られ、両瓶とも1,000年以上もの間、清水を湧き出し続けてきたとされています。
当時、このあたりは海水に覆われていましたが、真水(淡水)の水脈を発見し噴出させたところ、当たりの海水を押しのけて真水が湧き出したことから、忍潮井の名が付けられました。
女瓶の水を男性が、男瓶の水を女性が飲むと二人は結ばれるという言い伝えがあることから、縁結びの御利益もあるとされています。
現在、忍潮井の水を直接飲むことはできませんが、手水舎の奥にある湧水は、忍潮井と同じ清水で、お水取りをすることができます。
常陸利根川に向かって左側、背の低い鳥居の下にあるのが女瓶です。
井戸を覗くと、やや小ぶりで土器の形をした瓶がうっすらと見えます。
常陸利根川に向かって右側、背の高い鳥居の下にあるのが男瓶です。
井戸を覗くと、白御影石で銚子の形をした瓶がうっすらと見えます。
御神木
息栖の夫婦杉。
樹齢は推定1,000年です。
御祭神
息栖神社
主祭神
- 久那斗神 (くなどのかみ)
相殿神
- 天乃鳥船神(あまのとりふねのかみ)
- 住吉三神(すみよしさんしん)
社格
県社
創建
不明
御由緒
息栖神社は、鹿島神宮・香取神宮と共に、東国三社の一社として上下の信仰の厚い神社です。
創祀は応神天皇の時代と伝えられています。
御祭神の神格からして、神代時代に鹿島・香取の御祭神に従って東国に至り、鹿島・香取両神宮は各々台地に鎮座し、久那斗神と天乃鳥船神は海辺の日川(現在の神栖市日川)に留まり、応神天皇時代になって神社として祀られたと思われます。
その当時の御社名については記録がありません。
かつて神社は香取海に浮かぶ沖洲に祀られていましたが、鹿島地方の丘陵地南端と陸続きになり、いくつかの集落ができると、大同2年(807年)に、平城天皇の勅命を受けた藤原内麻呂により現在地の息栖に移されたと伝わっています。
社殿は享保8年(1723年)に建て替えられましたが、昭和35年(1960年)10月に焼失し、昭和38年(1963年)5月に完成しました。
御利益
厄除、招福、縁結び、交通安全、海上守護など
御朱印
参拝日(2019年12月12日)
- 初穂料:500円
- 御朱印授与時間:9:00~15:30
アクセス
息栖神社(いきすじんじゃ)
- 住所:茨城県神栖市息栖2882
- 電話:0299-92-2300
- 駐車場:有
- 参拝時間:自由(社務所開設時間:8:30~16:00)
- 公式サイト:https://ikisujinja.com/