拝殿
厄除けのかわらけ御納処
境内西北の境内社
大国神社
御祭神
- 大国主命(大黒さま)
- 事代主命(恵比寿さま)
御利益
金運、事業安泰、商売繁盛など
五十瀬神社
御祭神
- 天照大御神
御利益
国家安泰、五穀豊穣など
日吉山王宮・白山神社・妙見宮
御祭神
- 日吉山王宮 – 大己貴神・大山咋神
- 白山神社 – 白山比咩大神
- 妙見宮 – 天御中主大神
四柱神社
御祭神
- 天御中主神
- 高皇産霊神
- 神皇産霊神
- 天照大御神
- 神直日神
- 大直日神
御利益
国家安穏、平安無事
天満宮
御祭神
- 菅原道真公
御利益
合格祈願、学業成就、芸道発展
境内南東の境内社
稲荷神社
ねがい矢
勝馬神社
捄総社
御祭神
- 日祀社 – 日女大神
- 鵜神社 – 鵜神大神
- 梶鳥社 – 鳥船大神
- 神護社 – 日奉部直神護命
相生神社
御祭神
- 伊弉諾大神
- 伊弉冉大神
御利益
子授け、子宝
その他境内社
葦船神社
安穏時
その他
麒麟門
神楽殿
神輿殿
授与所
御神木
あんばさまと呼ばれた大杉「太郎杉」は安永7年(1778年)に消失し、現在は「二郎杉」と「三郎杉」が御神木となっています。
御祭神
大杉神社
主祭神
- 倭大物主櫛甕玉大神(やまとのおおものぬしくしみかたまのおおかみ)
配祀神
- 大己貴大神(おおなむちのおおかみ)
- 小彦名大神(すくなひこなのおおかみ)
社格
旧郷社、別表神社
創建
神護景雲元年(767年)
御由緒
律令体制以前この一帯は菟上之国(海上国)に属し、広大な常総内海を支配域としていました。
その内海の航路標識の役割を果たしたのが大杉神社の巨大な杉で、この地が「あんば」と呼ばれていたことから、巨杉に鎮座する神様は「あんばさま」と呼ばれました。
この巨杉は常総内海の人々の信仰の対象として、後には舟運交通守護の神様として利根川水系、太平洋沿岸の舟運業に携わる多くの方々にも信仰され、交通安全の神様として篤い信仰を受けていました。
大杉神社は菟上国造を祀るもっとも重要な神社でしたが、律令体制期に入ると菟上之国は茨城国の一部に組み入れられ、海上支配と交易権は鹿嶋・香取の両神社に移譲されました。
それでも一般民衆の間では依然として、海河守護の神様としての大杉神社の信仰は温存されつづけられました。
江戸時代初頭には、大干ばつで苦しむ関東一円に雨を降らせるという奇跡を起こした僧・天海(慈眼大師)に霊験を与えた神社として大杉神社は知られるようになります。
天海は後に上野寛永寺や日光輪王寺の住職となり、安穏寺の住職も兼帯して大杉大明神に仕えました。以降大杉神社のある安穏寺は、上野寛永寺や日光輪王寺と同様に明治になるまで輪王寺宮の兼帯するところとなりました。
大杉神社にまつわる伝説
大杉大明神
神護景雲元年に、勝道上人は大和国(現在の奈良県)を旅立ち、下野国二荒山(現在の栃木県日光)を目指していました。
道中、大杉神社に到着すると、そこには病苦にあえぐ民衆がいました。人々を救うべく巨杉に祈念すると、巨杉の梢に三輪明神(奈良県・大神神社の大物主大神)が飛び移り、病魔を退散させました。
夢叶え大明神
文治年間には、巨体・紫髭・碧眼・鼻高という容貌の常陸坊海尊が現れ、大杉大明神の御神徳によって数々の奇跡を示しました。
このことから、海尊は大杉大明神の眷属で、天狗であるとの信仰へと発展しました。当初の眷属は烏天狗のみでしたが、後に陰陽一対として鼻高天狗・烏天狗の両天狗を眷属としました。
鼻高天狗(ねがい天狗)。
烏天狗(かない天狗)。
御利益
病気平癒、悪縁切り、縁結び、厄除け、八方除け、星除け、恋愛成就、心願成就、交通安全、金運、子授けなど
御朱印
参拝日(2021年03月18日)
- 初穂料:500円
- 御朱印授与時間:8:30~17:00
※以前は直書きをしていただけたようですが、現在は書き置き対応のようです。
アクセス
大杉神社(おおすぎじんじゃ)
- 住所:茨城県稲敷市阿波958番地
- 電話:029-894-2613
- 駐車場:有
- 参拝時間:自由
- 公式サイト:http://oosugi-jinja.or.jp/