神話の神様

猿田毘古神(さるたびこのかみ)と御利益

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猿田比毘古神とは

【分類】国津神
【性別】男神

日本書紀によると、鼻の長さが七咫ななあた(約120cm)、背丈が七尺ななさか(約200cm)、口と尻は明るく光り、八咫鏡やたのかがみのように大きく丸い目は赤く光っているという、異様な姿形をした神様です。

天孫降臨で、ニニギの道案内をするために参上した神様なのですが、その異形ぶりからニニギ一行は素性を警戒しました。

アメノウズメが正体を尋ねると、サルタビコと名乗る国津神でした。

ニニギ一行を日向の高千穂まで導くと、サルタビコは故郷である伊勢国の五十鈴川の川上へ帰ることになりました。今度はニニギの命令でアメノウズメが送り届け、サルタヒコに仕えています。

※一説では、二神が結婚したともいわれています。

その後、伊勢の阿邪訶あざかで漁をしていたサルタビコは、比良夫貝ひらふがいに手を挟まれ、溺れて死んでしまいました。

5分で読める「古事記」上巻(14)・天孫降臨
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5分で読める「古事記」上巻(15)・猿田毘古の帰郷
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御利益

無病息災、家内安全、交通安全、方位除け、厄払い、開運招福、延命長寿、商売繁盛、殖産興業など

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祀られている神社

  • 全国の庚申塚
  • 全国の白鬚神社
  • 全国の猿田彦神社
  • 鼻節神社(宮城県宮城郡七ヶ浜町)
  • 菅布禰神社(福島県郡山市)
  • 猿田神社(千葉県銚子市)
  • 御園神社(東京都大田区)
  • 椋神社(埼玉県秩父市)
  • 本土神社(岐阜県多治見市)
  • 白鬚神社(滋賀県高島市)
  • 椿大神社(三重県鈴鹿市)
  • 猿田彦神社(三重県伊勢市)
  • 二見興玉神社(三重県伊勢市)
  • 阿射加神社(三重県松坂市)
  • 長澤神社(岡山県井原市)
  • 塩屋神社(広島県広島市佐伯区)
  • 佐那武神社(石川県野々市市)
  • 佐太神社(島根県松江市)
  • 大麻比古神社(徳島県鳴門市大麻町)
  • 庚申社(福岡県直方市)
  • 荒立神社(宮崎県西臼杵郡高千穂町)