Nikon D5300でSIGMAの古いレンズを使ったら、AFが動きませんでした。
D50やD90では動いており、なおかつ全てのデジカメでオートフォーカスが効くと思っていたので、まさかAFが使えないとは・・・。
後で調べてみると、AFモーターの関係でオートフォーカスが使えないことが分かりました。
ボディとレンズの組み合わせを間違えるとマニュアルフォーカスしか使えなくなるので、AFが使えるレンズの選び方を紹介したいと思います。
AFモーターとは
ピントリングを自動で動かしてピントを合わせるための機能です。
AFモーターが無いと、AFが作動しません。

MFの場合は、ピントリングを手で回してピントを合わせます。
AFモーターの種類
ボディ内AFモーター
ボディ側に内蔵しているモーターを使ってAFを作動させます。
レンズ内AFモーター
レンズ側に内蔵しているモーターを使ってAFを作動させます。
AFが使えるボディとレンズの組み合わせ
レンズ | |||
---|---|---|---|
AFモーター有 | AFモーター無 | ||
ボディ | AFモーター有 | 〇 | 〇 |
AFモーター無 | 〇 | × |
お手持ちのNikonカメラ本体にAFモーターが内蔵されているかどうかは、Nikonのホームページで確認できます。
参考 一眼レフカメラとNIKKOR Fレンズの組み合わせ適応表(PDF)
D3000・D5000シリーズでAFが使えない原因
D3000・D5000シリーズは、ボディにAFモーターを搭載していません。
そのため、AFモーターが付いていないレンズを装着すると、AFでのピント合わせができません。

D3000・D5000シリーズでは、AFモーターが付いたレンズを購入しましょう。
AFモーター内蔵レンズの見分け方
ニコンのレンズ
商品名に「AF-S」「AF-P」「AF-I」と書かれたものがAFモーター内蔵レンズです。
※AF-Sしか使えないボディもあるので、詳しくは「カメラとニッコールレンズの組み合わせについて」で確認してください。
シグマのレンズ
商品名に「HSM」と書かれたものがAFモーター内蔵レンズです。
タムロンのレンズ
商品名に「USD」と書かれたものがAFモーター内蔵レンズです。
※昔はNIIという表記がされていたそうです。

レンズ鏡筒部に「AF/MF」の切替スイッチが付いていれば、AFモーター内蔵タイプです。
こちらはNikon AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8Gのスイッチなので「M/A M」となっています。
最後に
Nikon Fマウントの中古レンズは昔と比べるとかなり安いので、コストを抑えるならば「Nikon純正レンズ」を買った方が間違いないです。
