天宇受売命(あめのうずめのみこと)と御利益

天宇受売命とは

【分類】天津神
【性別】女神

岩戸隠れの際にアマテラスを外に誘い出すため、神がかった状態で熱狂的かつエロティックな踊りを披露した神様です。

その踊りに八百万の神々が大笑いした結果、外の様子が気になったアマテラスが岩戸の隙間から顔を出したので、アメノタジカラオがアマテラスを引っ張り出しています。

また、この時の踊りは、神前で舞を奉じる神楽の始まりとされています。

天孫降臨の時には五伴緒神いつとものおかみの一柱として、ニニギに付き従っています。この時、道案内として来たサルタビコと出会ったことが縁で、ニニギから猿女君さるめのきみという名前を与えられ、サルタビコに仕えることになりました。

※一説ではサルタビコとサルメは結婚したとも言われています。

サルタヒコが故郷の伊勢に帰ると言うので送って行ったのですが、後にサルタヒコが死んでしまい、再びニニギに仕えるために日向に戻ります。

その道中、海の魚たちにニニギに仕えるかどうかを尋ねたところ、みんなが「仕えます」と言ったのに、ナマコだけが何も答えなかったので、アメノウズメは小刀でナマコの口を裂いてしまいました。

それでナマコの口が裂けていると言われています。

芸能･技芸上達、恋愛･縁結び、夫婦和合、健康長寿など

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