神社でおみくじを引き、「大吉」だったら持ち帰り、結果が悪いと結んで帰るという人が殆どではないでしょうか。
でも、おみくじって結んで帰った方がいいの?
おみくじとは
御神籤とは、運勢や吉凶を占うために引く「くじ」です。
この結果は御心の表れとされる、いわば神様からのメッセージです。
おみくじは結んでも持ち帰ってもどちらでもいい
おみくじは結果にかかわらず、その後の対処についての決まりやルールはありません。
したがって、神社の御神木や結び所に結んでもいいし、持ち帰ってもいいし、どちらでもいいんです。
おみくじを結ぶのはなぜ?
おみくじを結ぶ行為は、お祓いのひとつです。
おみくじを引いて大吉ならラッキーですが、どうしても自分の意に沿わない結果が出る場合があります。
たとえば、「待ち人来ず」と出たならば、結んで帰ることにより「待ち人来ず」という未来をそこで祓って終わりにします。
すると「待ち人来たる」の未来に変わる訳です。
おみくじでやってはいけないこと
おみくじは、結果が悪いと引き直したくなりますが、「再筮すれば穢れる」と言われ、引き直してはいけないことになっています。
どうしてももう一度引きたい時は別の神社で引き、その祭神からのメッセージを受け取りましょう。
※再筮とは、再び占う事。
おみくじを引くタイミング
おみくじは、合理的な判断だけでは決められない人生の転機(結婚、転職、引っ越しなど)に直面した時に、引きましょう。
この時に引いたおみくじは、向き合った転機が落ち着くまでを占ったものです。新たな転機が訪れた場合は、その都度引き直しましょう。
ちなみに、初詣の時に引いたおみくじは、長くても次の初詣までの1年間しか占うことができないので注意しましょう。
最後に
おみくじを引いて良い結果が出た場合は、お財布や鞄の中などに大切にしまっておきましょう。
また、結果が悪くてもがっかりせず、神社で結んで帰ることで運気を好転させましょう。
そして、何事もポジティブに考えることで運が開けていきますよ。