神話の神様

火遠理命(ほおりのみこと)と御利益

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火遠理命とは

【分類】天津神
【性別】男神

ニニギに浮気を疑われたコノハナサクヤビメが、身の潔白を晴らすために火中の中で産んだ三神の三男。山幸彦やまさちひこの名前で知られています。

名前のホは「稲穂」を表しています。また、ホオリは「炎が衰える様子」を意味し、稲穂が実って頭を垂れる姿を象徴しています。

ホオリは山で猟をして暮らしていました。

ある日、兄のホデリ(海幸彦うみさちひこ)に弓矢と釣り竿の交換を提案し、ホオリは海、兄は山へ出かけて行きました。二人とも獲物を取ることができなかったので、お互いの道具を返すことにしました。

しかし、ホオリは兄が大切にしていた釣り針を海で失くしてしまい、それを知った兄は激怒し、ホオリを許しませんでした。

困り果てたホオリが海辺で泣いていると、シオツチノカミのアドバイスでオオワタツミの宮殿へ行きました。

すると、出迎えてくれたオオワタツミの娘であるトヨタマヒメに一目ぼれ。結婚して三年が経ち、地上へ帰ることにしたホオリのために、オオワタツミが兄の釣り針を探し出してくれました。

その後、ホオリは兄に釣り針を返し、オオワタツミから教えられた呪文で兄を貧乏にすると、それを恨んで攻撃してきた兄を霊力がある玉でこらしめ、服従させました。

5分で読める「古事記」上巻(17)・海幸彦と山幸彦
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御利益

豊漁、航海安全、開運招福、農業・畜産、心願成就、商売繁盛、開運厄除け、勝運守護、縁結び、子宝・安産など

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祀られている神社

  • 箱根神社(神奈川県足柄下郡箱根町)
  • 知立神社(愛知県知立市)
  • 大虫神社(福井県越前市)
  • 南宮大社(岐阜県不破郡垂井町)
  • 若狭彦神社(福井県小浜市)※上社
  • 玉井宮東照宮(岡山県岡山市)
  • 海神神社(長崎県対馬市)
  • 青島神社(宮崎県宮崎市)
  • 潮嶽神社(宮崎県日南市)
  • 高千穂神社(宮崎県西臼杵郡高千穂町)
  • 鹿児島神宮(鹿児島県霧島市)
  • 益救神社(鹿児島県熊毛郡屋久島町)