拝殿
本殿
写真中央が本殿で、右が神饌所。
摂末社
下の宮
養老元年(717年)、安房神社が現在の場所に遷座された際に、天富命・天忍日命を祭る摂社として創建されました。
琴平社
祭神は大物主神。
厳島社
写真なし。
祭神は市杵島姫命。
御仮屋
御仮屋は安房神社祭礼に際し、出祭してきた近郷の神社の神輿を納めるための建物でしたが、現在は神輿の入祭は行なわれていません。
ちなみに、左から「白浜神社」「下立松原神社」「日吉神社」「八坂神社」「犬石神社」「熊野神社」「相浜神社」「布良浜神社」です。
御神水
御祭神は安房大神、水波能売神、吾谷山御神霊。
御神木
御神木は槇。
御祭神
安房神社
主祭神
- 天太玉命(あめのふとだまのみこと)
相殿神
- 天比理刀咩命(あめのひりのめのみこと) – 天太玉命の妃
- 忌部五部神
- 櫛明玉命(くしあかるたまのみこと) – 出雲(島根県)忌部の祖。装飾・美術の神
- 天日鷲命(あめのひわしのみこと) – 阿波(徳島県)忌部の祖。紡績業・製紙業の神。
- 彦狭知命(ひこさしりのみこと) – 紀伊(和歌山県)忌部の祖。林業・建築業・武器製造業の神。
- 手置帆負命(たおきほおいのみこと) – 讃岐(香川県)忌部の祖。林業・建築業・武器製造業の神。
- 天目一箇命(あめのまひとつのみこと) – 筑紫(福岡県)・伊勢(三重県)忌部の祖。金属鉱業の神。
社格
安房国一之宮・延喜式内社(名神大社)・官幣大社・別表神社
創建
神武天皇元年(紀元前660年)
御由緒
神武天皇の勅命を受けた天富命は、肥沃な土地を求め、阿波国に住む忌部一族を引き連れて海路黒潮に乗り、房総南端のこの地に到着しました。
そして上総・下総に進むと、麻や穀(紙の原料)を植えて、その産業地域を広げていきました。
開拓を終えた天富命は、無事成し遂げられたのも祖先の御加護によるものだと考え、祖父にあたる天太玉命をお祀りし、祖先の恵みに感謝したのが安房神社の始まりです。
養老元年(717年)になると現在の場所に安房神社が遷座され、それに伴い、天富命と天忍日命をお祀りする下の宮も造営されました。
御利益
ものつくり、企業隆昌、事業繁栄、商売繁盛、技術向上、学業向上など
御朱印
参拝日(2020年12月23日)
- 初穂料:500円
- 御朱印授与時間:8:30~17:00
※コロナが落ちくまでは、書き置きのみの対応となります。
アクセス
安房神社(あわじんじゃ)
- 住所:千葉県館山市大神宮589番地
- 電話:0470-28-0034
- 駐車場:有
- 参拝時間:6:00~18:00
- 公式サイト:http://www.awajinjya.org/
最後に
神職さんが目の前で御朱印書きをしていたので、御朱印を直書きしてもらえるのかと思いきや、書き置きを渡されました。
「書き置きなんですか?」と聞いたところ、それを無視して「500円です」と言われてたのでムッとしてしまいました。
家に帰って公式サイトを見たところ、
新型コロナ対策の為、誠に申し訳ありませんが、御朱印はこちらで予め用意してある手書きの用紙をお配りさせて頂きます。御朱印帳はお受けできません。
と書いてありました。
事前に調べておけば良かったです。