風景を撮った時、全体的にぼやけてスッキリしない写真になったことはありませんか?
実は、その原因は絞り値の設定にあります。
そこで、風景写真に適切なF値と、私がやっていることを簡単にまとめてみました。
一眼レフの基本(3)~ざっくり簡単解説「絞り」
デジカメ、一眼レフ、ミラーレス一眼の基礎である「絞り」を要点だけまとめてみました。
絞りとは
カメラに取り込む光の量を変えて、ボケる範囲をコントロールするのが絞りです。
絞りの仕組み
デジカメのレンズの後ろには絞りを調節する絞り羽根...
風景はF8で撮影する
風景写真の定番F値はF8~F11と言われています。
詳しいことは難しいので省きますが、そこそこ絞った状態(F8~F11)が一番シャープに映ります。
その中でもレンズの性能を最も引き出せるF値が「F8」です。
プロが撮影する風景写真の多くは、F8~F11の設定で撮影されています。
風景撮影でF値をF8にするメリット
- 解像度が良くなる
- 被写体の歪みが少なくなる
- 写真の四隅が暗くならず、明るさが均一になる
そのため、全体的にシャープな写真を撮ることができます。
絞りをF8にすると、カメラに取り込む光の量がかなり少なくなるので、手ブレには注意しましょう。
参考 一眼レフの教科書
私が実践していること
私の場合はスナップ写真がメインなので、普段は絞り値をF8に合わせておき、撮りたいイメージによってF値を変えるようにしています。