上総出身でこの最中を知らなければモグリかも?と、思われるほどに美味しくて有名な大多喜のお土産を紹介したいと思います。
最中十万石について
大多喜名物「最中十万石」は、1975年(昭和50年)に大多喜城本丸跡に建設された、千葉県立総南博物館(通称・大多喜城)の開館に合わせて製造されました。
製造者の「津知家」さんは1019年(大正8年)創業の老舗で、最中には家伝の製法が取り入れられています。
皮の模様は、大多喜城主・本多家の家紋「立ち葵」と、最後の城主・松平家の家紋「三つ扇」の2種類があります。
※今回買ったのは1個だけで、立ち葵バージョンでした。
直径が6.5cm、厚さが3cmと普通の最中よりも大きく、たっぷりのあんこで蓋が浮いた状態になっています。
あんこ好きにはたまらないボリューム感で、その重さは何と95gもありました。
ちなみに賞味期限は1週間と思われます(9月23日に購入したら賞味期限が9月30日となっていました)。
総評
皮がパリっと、あんこは程よくしっとりしています。
中身は粒あんですが、それほど豆っぽさは残っておらず、皮のざらつきも気になりません。
どちらかというと、丁寧に潰して練ってあるような感じなので、粒あんが苦手でもとても食べやすいです。
結構甘さがあるものの、これがクセになる美味しさで、1個が大きいと感じてもペロっと食べきれます。
そうそう買いには行けませんが、忘れたころにまた食べたくなる味です。
アクセス
御菓子司 津知家(おかしつかさ つちや)
- 住所:千葉県夷隅郡大多喜町新丁83
- 営業時間:8:30~17:00
- 定休日:水曜日
- 駐車場:有
- 公式サイト:無
※最中十万石は、大多喜駅前の「観光本陣」や、国道297号沿いの「おおたきショッピングプラザ オリブ」でも購入することができます。
最後に
大多喜へ来る際には、定休日の水曜日は絶対はずして下さい。
お土産に最中を買って帰らないと、必ず後悔しますよ。