先日、中古のソニーEマウント用レンズ「SIGMA 30mm F2.8 EX DN」を購入しました。
全体的にコンディション良好で、問題なく使えるということだったのに、レンズを傾けるとカタカタと音がするではありませんか。
写真は問題なく撮れるものの、音がとても気になります。
そこで、故障かどうかを調べてみました。
カタカタ音は正常です
このレンズはリニアAFモーターが採用されおり、以下のような仕様になっています。
- 電源オンの状態 : フォーカス群が固定される
- 電源オフの状態 : フォーカス群が固定されない
※フォーカス群とは、ピント合わせで動く部分のこと。
つまり、「カメラからレンズを外した時」「電源を切った時」にレンズが揺れるとカタカタ音が鳴り、「電源が入っている時」は音がしなくなるということなんです。
逆に、電源を入れた時にカタカタ音がするのであれば、固定されているべきレンズなどが外れている可能性があるので、故障を疑ってください。
ちなみに、マイクロフォーサーズ用でもカタカタ言うのは同じです。
最後に
カタカタ音が故障ではないと分かって安心しました。
このレンズは生産が終了していますが、まだまだ中古で購入できるレンズです。
値段が安い割には性能が良く、軽量でコンパクト、しかも色が綺麗でシャープに写ります。また、程よくボケも楽しめるので、一眼レフ初心者のお散歩レンズとしてぴったりです。
※現在は、30mm F1.4のレンズが販売されています。