一眼レフの基本

一眼レフの基本(3)~ざっくり簡単解説「絞り」

デジカメ、一眼レフ、ミラーレス一眼の基礎である「絞り」を要点だけまとめてみました。

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絞りとは

カメラに取り込む光の量を変えて、ボケる範囲をコントロールするのが絞りです。

絞りの仕組み

デジカメのレンズの後ろには絞りを調節する絞り羽根があり、この羽根を開閉して光が通る穴の大きさを変えます。

  • 絞り羽根を開けると穴が大きくなり、光を取り込む量が多くなる
  • 絞り羽根を閉じると穴が小さくなり、光を取り込む量が少なくなる

絞りとF値

絞りの大きさの違いを表したのがF値です。

F1.4、F2、F2.8、F4、F5.6、F8・・・のように基準となる値が決まっています。

絞りの調節

絞りを変えるには、絞り優先モード(AまたはAvモード)で撮影します。

ダイヤルを回してF値を設定すると、シャッター速度は自動で決まります。

絞りを開ける

絞りを開けるとは、F値を小さくすることです。

数値が小さくなるにつれ、ボケる範囲が広くなります。

レンズの絞りがもっとも開いた状態を「開放F値」と言います。

SONY NEX-5 / SIGMA 30mm F2.8 EX DN

絞り値をF2.8にして撮影。

ピントを合わせた中央の紅葉はくっきりとしていますが、背景全体がボケています。

絞りを絞る

絞りを絞るとは、F値を大きくすることです。

数値が大きくなるにつれ、くっきりとピントが合う範囲が広くなります。

SONY NEX-5 / SIGMA 30mm F2.8 EX DN

絞り値をF8にして撮影。

ピントを合わせた中央の紅葉だけでなく、全体がシャープになりました。

絞りの調節による違い

 開ける      ←     絞りの調節     →     閉じる(絞る)
F1.4 F2.8 F5.6 F11
広くなる     ←     ボケの範囲     →     狭くなる
早くなる    ←     シャッター速度     →     遅くなる
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レンズとF値の関係

レンズには、焦点距離とF値が表示されています。

ズームレンズの場合、焦点距離によって開放F値が変わるものと変わらないものがあります。

可変レンズの場合はF値が変わる

55mm-210mm F4.5-6.3 レンズ

広角側(55mm)の開放値がF4.5、望遠側(210mm)の開放F値がF6.3と変動します。

通しレンズの場合はF値は変わらない

18mm-105mm F4 レンズ

広角側(18mm)、望遠側(105mm)であっても開放F値はF4のままです。

ちなみに、焦点距離と開放F値が固定された「単焦点レンズ」というものもあります( 35mm F1.8)。

レンズの開放F値を確認する方法

  1. 撮影モードを絞り優先(Aモード)にする
  2. 焦点目盛を任意の数値に合わせる
  3. ダイヤルを回してF値を最小まで下げる

ちなみに私が使っているレンズは、18mm-55mm F3.5-5.6です。

レンズには焦点目盛が18、24、28、35、55と書かれており、各々の数値で確認したところ、開放F値が次のように表示されました。

また、F値を最大まで上げると、55mmではF32まで設定することができました。

焦点距離 開放F値 設定可能F値
18mm F3.5 F3.5~F22
24mm F4 F4~F25
28mm F4 F4~F25
35mm F4.5 F4.5~F25
55mm F5.6 F5.6~F32

※開放F値はレンズによって異なります。

一眼レフがよくわかる本

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