前回行ったときはあいにくの曇り空。
今回は天気が良くポカポカ陽気だったので、お参りのついでに紅葉の様子も探ってきました。
東光院とは
「平山お願い薬師」「ぴんぴんころり大師」として有名な東光院は、古くは広徳寺と言われていました。
創建年代等については不詳ですが、千葉氏の祖・平忠常が人々の病気平癒を願って建立したと伝えられています。
ちなみに、平将門は父のいとこにあたり、母の父(忠常にとっては祖父)でもあります。
安土桃山時代、第107代・後陽成天皇が病気の際、当山の祈願によって平癒したと言われ、その時に弘法大師が唐から持ち帰ったという「五部の鈴」を賜って、鈴得山大金剛寺東照院の勅号が与えられました。
東照が東照大権現とかぶるため、1707年(宝永4年)寺社奉行の命により「東光院」と改められました。
東光院の前身と言われる寺院跡からは、布目瓦が出土しています。
参道
参道入り口には、色づき始めの立派な紅葉がありました。
ここからは階段を上ります。
※足が悪い方は、左側の坂道を登ってください。
参道脇に目をやると、杉の根元に可愛いタヌキがいました。
本堂
本堂全景。
本堂に向かって右側には「童子形文殊菩薩」がいて、学業成就、試験合格、入試合格をお守りしています。
また、本堂に向かって左側には「童子形普賢菩薩」いて、私たちを乗せて悟りの世界へ運んでくれます。
ぴんぴんころり大師
ここに祀られている弘法大師様にお願いすると、「ぴんぴん」と健康に生きて、人生の最期には寝込むことなく、「ころり」と大往生できるとかできないとか。
※私もお迎えが近くなったら(まだまだ先ですが)お参りして、お守りをいただくつもりです。
身代わり癌封じのカヤの木
鐘楼堂の近くに、しめ縄が張られた大きなカヤの木があります。
この霊木の幹にある大きなコブを撫でると、身代わりになって癌を封じてくれるそうです。
鐘楼堂
あともう少しで色づきそうです。
大日堂
その他の像や置物
笑勉小坊主。
カエルの置物。後ろにもう1匹隠れています。
お地蔵様だけでなく、閻魔様もいましたよ。
なぜか頭を下げ過ぎている招き猫。実は、完全に下を向いています。
秋の彩
千葉県中部~南部の紅葉のピークは12月上旬ごろです。
今はまだ完全に色づいてないですが、これからが楽しみです。
アクセス
東光院(とうこういん)
- 住所:千葉県千葉市緑区平山町278番地
- 電話: 043-228-0894
- 駐車場:有
- 参拝時間:6:00~17:00
- 公式サイト:http://www.tokoin.com/