清水寺とは
最澄がこの地を訪れて草庵を結び、円仁により開基された天台宗のお寺で、通称は清水観音と呼ばれています。
大同2年(807年)に、東征中の坂上田村麻呂が戦勝を祈願して堂宇を建立したと伝えられています。
仁王門
左右には、阿形・吽形が祀られています。
四天門
文政5年(1822年)に建立されました。
「音羽山」の扁額。
風神。
雷神。
本堂
文化10年(1813年) 10月に焼失し、同14年(1817年)に 再建されました。
正面の彫刻は、とても迫力があります。
「大悲閣」の扁額。
この奥に、千手観世音菩薩が安置されています。
壁や天井は、奉納額に埋め尽くされていました。
飾られた絵を見るだけでも価値があります。
奥院堂
文化11年(1814年)に、本堂の仮堂として建立されました。
ここには十一面観世音菩薩が安置されています。
ここにもびっしりと千社札が貼られていました。
元は仮堂だったためなのか、扁額の枠だけが残されていました。
百体観音堂
中央が百体観音堂です。
左に閻魔様、右に赤穂四十七士が安置されています。
百体観音堂には四国・坂東・秩父札所、合計100か所のご本尊が祀られています。
水屋
屋根にかかっていた奉納布がとてもおしゃれで、「これ欲しい」と思ってしまいました。
鐘楼堂
アクセス
清水寺(きよみずでら)
- 住所:千葉県いすみ市岬町鴨根1270
- 電話:0470-87-3360
- 駐車場:有
- 参拝時間:8:00~17:00
- 公式サイト:以前は公式サイトがあったのですが、削除されていました。