萬幡豊秋津師比売命とは
【分類】天津神
【性別】女神
【性別】女神
アマテラスとの誓約に勝利したスサノオが高天原に居座り、スサノオの暴挙によって亡くなった神様。
スサノオが神聖な布を織る機屋に皮を剥いだ馬を投げ入れたため、それに驚いて梭(ひ=横糸を通すための道具)が女陰を突いて死んでしまいました。
名前の「萬幡」は多くの織物、「豊秋津」は穀物が豊かに実る秋、「師」技師や織女と言う意味です。
トンボの羽のように薄く立派な織物を表し、上質で美しい布をたくさん作る技師とも考えられます。
5分で読める「古事記」上巻(5)・天岩戸神話
古事記・上巻
天地のはじまり
神生みと黄泉国
三貴子の誕生
天照大御神の誓約
天岩戸神話
五穀の誕生
ヤマタノオロチ
因幡の白うさぎ
大穴牟遅神の死
根の国での冒険
八千矛神の恋...
御利益
繊維業守護、安産、育児、子宝、縁結びなど
祀られている神社
- 鹽澤神社(福島県二本松市)
- 須倍神社(静岡県浜松市)※内宮本殿
- 真清田神社(愛知県一宮市)※摂社の服織神社
- 伊勢神宮(三重県伊勢市)※内宮の皇大神宮
- 椿大神社(三重県鈴鹿市)
- 泉穴師神社(大阪府泉大津市)
- 機物神社(大阪府交野市)
- 高橋神社(奈良県奈良市)
- 池坐朝霧黄幡比売神社(奈良県磯城郡田原本町)
- 天忍穂別神社(高知県香南市)※境内神社の棚機神社