火雷とは
【分類】国津神
【性別】不明
【性別】不明
死んで黄泉国の女王となった、イザナミの腐乱した身体から生まれた8柱の雷神のうちの1柱です。
8柱の雷神は総称して火雷神として呼ばれています。
- 大雷=雷の強烈な威力
- 火雷=落雷が起こす火
- 黒雷=天地をにわかに暗くする力
- 拆雷=落雷が物を裂く威力
- 若雷=地上に若々しい活力をもたらす力
- 土雷=落雷が土中に帰る姿
- 鳴雷=雷鳴をとどろかす力
- 伏雷=雲間に潜伏して雷光を走らせる力
つまり、それぞれが雷が起こす現象を示す神だと考えられています。
雷が多い地方では、「落雷から身を守る神」「雨をもたらす稲作の神」として祀られることが多いです。
5分で読める「古事記」上巻(2)・神生みと黄泉国
古事記・上巻
天地のはじまり
神生みと黄泉国
三貴子の誕生
天照大御神の誓約
天岩戸神話
五穀の誕生
ヤマタノオロチ
因幡の白うさぎ
大穴牟遅神の死
根の国での冒険
八千矛神の恋...
御利益
五穀豊穣、農業守護、落雷除け、雨乞いなど
祀られている神社
- 全国の火雷神社
- 火雷神社(群馬県佐波郡玉村町)
- 雷神社(横須賀市)
- 愛宕神社(京都府京都市右京区)※若宮
- 向日神社(京都府向日市)
- 角宮神社(京都府長岡京市)
- 葛木坐火雷神社(奈良県葛城市)
- 雲気神社(香川県善通寺市)
- 阿沼美神社(愛媛県松山市)
- 三島神社(愛媛県西予市)