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【レンズレビュー】AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G

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花を撮っていると、一度はマクロレンズを使ってみたくなりますよね。

なぜなら近づいて撮れるし、映える写真も撮れるから。

でも、初めてのマクロレンズはどれを選べばいいかわからないし、安いから映りが良くないんじゃないの?と心配な人も多いはず。

そこで、レンズのスペックや使った感じを、実際の写真を紹介しながら解説していきたいと思います。

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概要

AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G

  • コンパクトなカメラボディーにフィットする、DXフォーマットの小型・軽量なマイクロレンズです。
  • 標準レンズに近い焦点距離で、高い解像力と大きく美しいボケを活かした、等倍(最短撮影距離0.163 m)までのクローズアップ撮影を気軽に楽しめます。
  • ポートレートや風景の撮影などでも独特の味わいが得られます。

出典 ニコン公式サイト

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仕様

発売日 2011/08/25
焦点距離 40mm
手ブレ補正
最短撮影距離 0.163m
最大撮影倍率 1.00倍
最大絞り f/2.8
最小絞り f/22
フィルターサイズ 52mm
寸法 約68.5mm×64.5mm
質量約 235g
付属品
  • 52mmスプリング式レンズキャップ LC-52
  • 裏ぶた
  • バヨネットフード HB-61
  • ソフトケース CL-0915
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外観

ズーム機能がないので、レンズは伸びずコンパクトなままです。

AF/MF切り替えスイッチ、フォーカス制限切り換えスイッチが付いています。

フォーカス制限切り換えスイッチは、FULと∞-0.2mの2種類があるので、マクロ撮影をするかしないかで使い分けるといいでしょう。

FULL:

撮影距離が0.2m未満の場合にセットします。

∞-0.2m:

撮影距離が常に0.2m以上の場合にセットします。

※∞-0.2mにセットするとピント合わせの時間が短縮できますが、被写体に動きがなければFULLでも十分に対応できます。

マウントは安心の金属製です。

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画質

Nikon D5300(40mm,F3.3,1/500,ISO400)

雨上がりの紫陽花に付いた水滴を撮影。

手持ちで数枚写したうちの成功例ですが、狙ったところにピントが合い、周りはうまうボケてくれました。

※開放で撮影撮影していますが、実効F値表示なのでF3.3となっています。

Nikon D5300(40mm,F3.3,1/500,ISO100)

手持ちで撮影。

接写の場合、解放だとピントがシビアになるため、三脚が必要です。

F4まで絞るとピントが合いやすく、ボケも色合も綺麗に出ると思います。

Nikon D5300(40mm,F4,1/250,ISO100)

もちろん玉ボケも綺麗に写ります。

Nikon D5300(40mm,F8,1/125,ISO100)

Nikon D3300(40mm,F8,1/250,ISO125)

焦点距離が標準レンズに近く、重量も軽いことからスナップ写真にも向いています。

ズームはできませんが、60mm(35mm換算)の単焦点レンズにもなるので、街歩きには便利です。

明るくて解像度もいいので、とっておきの1枚が撮れるかもしれません。

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使った感想

手持ちで接写をした場合、数ミリの誤差でピントがずれたり、AFが迷い気味になりますが(おそらく自分の手がブレている)、マクロレンズの性質を理解していれば、「三脚を使う」「開放よりも若干絞る」ことで、その辺の問題はかなり解消されます。

解放からよく解像し、十分綺麗に撮れるレンズなので、初心者でも思うように撮れるレンズだと思います。

風景やスナップ写真を撮りつつも、レンズを変えずに接写ができるという大きな強みがあり、大満足な1本でした。

手ブレ補正はありませんが、ボケも綺麗に溶けるし、絞っても精彩ですっきりとした画像になるので、マクロはこのレンズとタムキューがあれば最強ですね。

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最後に

このレンズを使ってみて、先走って「AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G」を買ったのは失敗でした。

実際F1.8なんて殆ど使わないし、このクオリティでマクロと単焦点の二刀流で使えるのはとてもオイシイです。しかも値段も安いし。

なので、35mmと40mmマクロで迷うなら、40mmを選んだほうが賢明だと思います。

Nikon AF-S DX Micro NIKKOR 40mm F2.8G
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