デジカメを買って間もなく、ゴーストの症状が酷いことに気が付きました。
曇り空でも画面全体に丸い光が写るし、晴れた日にはレンズに手をかざして日陰を作らないとゴーストが写り込むという酷い状態になりました。
ネットで色々調べても原因が分からなかったので、カメラを修理に出すことに。
すると、ゴーストが発生した意外な理由が分かりました。
ゴーストとは
ゴーストとは、レンズ内で反射した光が丸い形になって写り込む現象のことです。
逆光や半逆光などで撮影した時に、強い光がフィルターやレンズ、カメラ内部に反射すると発生します。
ゴーストの症状
【撮影状況】
- 太陽がすっぽり隠れた暗い曇り空
- 下から煽って撮影
- ズームをかけている
日が射さない状態であるにもかかわらず、液晶と写真にたくさんの丸い光が写り込んでいました。
修理に出した結果
カメラを買って1ヶ月も経っていないし、曇り空でゴーストが発生するのはおかしいので、まずはサポートセンターに相談しました。
その結果、カメラを修理に出すことになりました。
色々調べてもらったところ、ゴーストの症状は出ませんでした。
メーカーさんによると、「レンズが埃で汚れていたためにゴーストの症状が出たのではないか」との見解でした。
修理から戻ってきて
修理箇所はありませんでしたが、カメラを綺麗にしてもらって返却されました。
返却後すぐに写真を撮ってみたところ、ゴーストの症状が出なかったので安心しました。
コンパクトカメラでもメンテナンスは必要
コンパクトデジカメは手軽に使えるイメージがあるため、あまり掃除をする必要は無いと思っていました。
でもよく考えると、コンパクトだからと言って汚れない訳ではないんですよね。
風が強ければホコリが舞うし、ジメジメしているとレンズがかびたり汚れが付着する可能性もあります。
したがって、どんなカメラを使っていてもクリーニング用品が必要ということになります。
あると便利なカメラクリーニングセット
レンズを綺麗な状態に保つには、最低でも以下の3つがあると安心です。
ブロアー
ポンプを押して風を出し、カメラのゴミや塵を吹き飛ばします。
レンズクリーニングティッシュ
レンズや液晶に付いた、水滴のあと、指紋、皮脂の汚れを拭いて綺麗にします。
レンズペン
レンズクリーニングティッシュで吹き跡が残った場合に使います。
掃除の方法
ブロアーでほこりを吹き飛ばします。
レンズの汚れが気になるようならレンズクリーニングティッシュでふき取り、それでも跡が残るようであればレンズペンで綺麗にします。
最後に
逆光じゃない場所で写真を撮り、ゴーストが出るようであれば、まずはレンズの汚れを疑ってください。
レンズを綺麗にしてもゴーストが出るのであれば、原因はカメラ内部の汚れや故障が考えられます。
その時は迷わず修理に出しましょう。