先日、ニコンのレンズ「AF-S DX NIKKOR 35mm f1.8G」を購入しました。
F1.8の世界を知るため、F値を開放に固定して試し撮りをしたのですが、思いのほか撮るのが難しくてビックリしました。
まあ、単に慣れていないせいなのですが・・・。
そこで今回は、このレンズのピント合わせのコツについて簡単にまとめてみました。
F1.8はピント合わせがシビア
開放のF1.8で撮った場合、被写界深度が極端に浅いので、ピントが合う範囲がとても狭くなります。
したがって、ピントが合わないという訳ではなく、慎重にピントを合わせないと予想外にボケてしまうということなんです。
なので、ピントをどこに合わせるかを細かく見極めたうえで、しっかりとピントを合わせましょう。
被写界深度とは、被写体にピントを合わせたとき、その前後のピントが合っているように見える範囲のことです。深度が浅いとボケが大きく、逆に深いと全体がシャープでボケが少なくなります。
それでもピントが合わない場合は
MFで撮る
このレンズはフォーカスモード切り換えスイッチが付いています。
M/A(マニュアル優先オートフォーカスモード)で撮影してもダメな場合は、M(マニュアルモード)で撮影しましょう。
Nikon「AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G」M/Aモードの使い方
ニコンのレンズ「AF-S DX NIKKOR 35mm f1.8G」には、フォーカスモード切り換えスイッチが付いています。
でもよく見ると、スイッチに書かれた文字はM/AとM。
あれ?AとMじゃない・・・。
じゃあ、M/Aって何?...
F値を絞る
Mモードでもピントが合わない場合は、F値をF値をF2、F2.8というように、少し絞って撮影しましょう。
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最後に
大口径の明るいレンズはピント合わせがシビアになりますが、使いこなせるようになると、きれいな玉ボケや背景ボケが楽しめます。
35mmや50mmの単焦点レンズは値段が安い割に高性能で、使い慣れるととても雰囲気のある写真が撮れます。
また、小さくて軽く、お散歩フォトにも向いているレンズなので、1本持っていると重宝します。