ニコンのFマウントレンズと言っても種類がたくさんあるし、フルサイズ用とAPS-C用って見分けがつかないですよね。
おまけに、欲しいレンズに手ブレ補正がちゃんと付いているかどうかも心配・・・。
そこで、ニコン一眼レフのレンズ選びで注意することを簡単に説明したいと思います。
フルサイズ・APS-Cレンズの見分け方
フルサイズ・APS-Cレンズを判断するには、レンズ表記を見るとすぐに分かります。
今回は、ニコン一眼レフ(Fマウント)で使える主なメーカーのレンズ表記をまとめてみました。
フルサイズ | APS-C | 手ブレ補正 | AFモーター内臓 | |
---|---|---|---|---|
ニコン | FX | DX | VR | AF-S、AF-P |
タムロン | Di | Di Ⅱ | VC | USD、PZD、HLD |
シグマ | DG | DC | OS | HSM |
トキナー | FX | DX | VCM-S ※1 | 表記なし |
※1・・・AT-X 70-200mm F4 の1本のみで、生産終了しています(2022/08/27現在)。
レンズを選ぶ際に注意すること
マウントはボディと合っているか
ニコンのレンズには、3種類のマウントがあります。
- Fマウント:ニコン一眼レフ用
- Zマウント:ニコンミラーレス用
- 1マウント:ニコン1用
マウントを間違えるとレンズが本体に装着できないので、カメラと同じマウントのレンズを選びましょう。
本体のセンサーサイズと合っているか
フルサイズ機
フルサイズ機はフルサイズ用レンズを使いましょう。
ニコンのカメラはクロップ機能がついているので、APS-C用のレンズも使うことができますが、画像がAPS-C仕様になるのでフルサイズの良さが出せません。
クロップ機能についてはフルサイズ機でAPS-Cレンズが使える?:クロップ機能とはが参考になります。
APS-C機
APS-C機では、APS-C用・フルサイズ用どちらも使うことができます。
手ブレ補正が付いているか
レンズは手ブレ補正が付いているものを選びましょう。
特に古いレンズだと、手ブレ補正が付いていないものが多いので注意が必要です。
AFモーターが内蔵されているか
ニコンのAPS-C一眼レフの場合、カメラ本体にAFモーターが搭載されているものとされていないものがあります。
- D3000番台・・・非搭載
- D5000番台・・・非搭載
- D7000番台・・・搭載
AFモーターは、本体かレンズのどちらかに付いていないとAFが使えません。
古いレンズにはモーターが付いていないものもありますので、D3000・D5000番台のカメラにはAFモーターが付いたレンズを選びましょう。
まとめ
今回はフルサイズ・APS-Cレンズの見分け方と、レンズを選ぶ際の注意点を簡単にまとめましたが、フルサイズ・APS-Cの違いについては【初心者向け】フルサイズ・APS-Cの違いと35mm換算:簡単解説が参考になります。