観光長生エリア

アパートみたいな古代のお墓「長柄横穴群」(千葉県長柄町)

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長柄横穴群とは

長柄横穴群は、一宮川上流の丘陵谷地の側面に掘られた古代のお墓です。

千葉県内には3,135基あると言われていますが、長柄町では25群324基が確認されています。

高壇式こうだんしき」と呼ばれる特殊な形態で、羨道せんどう玄室げんしつの間に段差があります。

副葬品が発見されていない為、築造年式ははっきりしていませんが、7世紀末から8世紀初めと推定されています。

高壇式横穴墓の構造

史跡長柄横穴群パンフレットより引用

  • 玄室・・・遺体を安置する場所
  • 羨道・・・死後の世界と現在をつなぐ道
  • 墓前域・・・まつりごとなどをする場所

第1小支群

第1小支群には、第1~第4号墓の4基の横穴墓があります。

横一列に入口が並んでいるので、アパートや長屋のような印象を受けました。

重要な場所は、扉やコンクリートで塞がれています。

いくつかは中に入って見ることができますが、線刻画のある横穴墓は、保存のため見ることができません。その代わり、資料館に実物大のレプリカが展示してあります。

※資料館を見学する場合は、入口のインターフォンで連絡をして下さい(約5分で町役場の職員が来てくれます)。

第2小支群

第2小支群には、第5~第12号墓の8基の横穴墓があります。

案内板に描かれた絵を見て、「誰が落書きしたの?」と思ったのですが、よく読んでみると壁面に描かれている線刻画の説明でした。

復元された羨道です。

第2小支群 → 第3小支群 → 第4小支群 → 第1小支群の順で見学したのですが、横穴入口に扉があったり階段があったりしたので、ちょっと萎えました。

第3小支群

第3小支群には、第13~第17号墓の5基の横穴墓があります。

史跡長柄横穴群パンフレットより引用

第16号墓には墓前域が残っていたので、ここで葬りごとをしたと考えられています。

第4小支群

第4小支群には、第18~第21号墓の4基の横穴墓があります。

第3小支群のわき道を通って上ると第4小支群があるのですが、案内板が無いのでわかりにくいかもしれません。

資料館

通常は無人で鍵が閉まっていますが、左側のトイレは使用可能です。

アクセス

長柄横穴群(ながらよこあなぐん)

  • 住所:千葉県長生郡長柄町徳増850-1
  • 入場料:無料
  • 駐車場:有
  • トイレ:有
  • 公式サイト:無

駐車場は広くて舗装も整っていますが、平日は殆ど人が来ないようです。

県道13号から横穴群へ行く道幅は車1台分で、見通しが悪いカーブがあります。待避所も少ないので、車で行く際は必ず徐行して下さい

※田舎道ですが、帰りに数台とすれ違いました。

最後に

あまり見ごたえはありませんでしたが、お墓なだけあって少し空気が違う感じがしました。

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