デジカメ、一眼レフ、ミラーレス一眼の撮影モードの一つである「Sモード(シャッター優先AE)」の要点だけまとめてみました。
Sモード(シャッター優先AE)とは
Sモードとは、自分でシャッター速度を決めると、最適なF値をカメラが自動で決めてくれる撮影モードです。
カメラのモードダイヤルには、「S」や「Tv」と表示されています。
※AE(=Automatic Exposure)は、自動露出を意味します。
Sモード(シャッター優先AE)でできる設定
絞り | シャッタースピード | ISO感度 | 露出補正 | ホワイトバランスなど |
---|---|---|---|---|
× | ○ | ○ | ○ | ○ |
Sモード(シャッター優先AE)のメリットとデメリット
メリット
被写体の動きを止めたり、ぶらしたりすることができます。
シャッター速度を遅くするほど写真が明るくなり、動体(人・水・乗り物・自動車の光跡など)がサーっと流れる写真が撮れます。
シャッター速度を早くするほど写真が暗くなり、動体(人・水・乗り物・自動車の光跡など)がピタッと止まったような写真が撮れます。
デメリット
ボケを生かした撮影には向いていません。
シャッター速度が遅いと手ブレしやすくなるので、その場合は三脚が必要です。
明るいシーンでシャッター速度を遅くすると露出がオーバーになったり、暗いシーンでシャッターを遅くすると露出がアンダーになる場合があります。
一眼レフの基本(4)~ざっくり簡単解説「シャッター速度」
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シャッター速度とは
カメラに光を貯める時間を変えて、被写体の動きをコントロールするのがシャッター速度です。
シャッタースピードは、...