一眼レフの基本

一眼レフの基本(11)~ざっくり簡単解説「手ブレ補正の○段分って何?」

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手ぶれ補正があるレンズだと、仕様書に「手ブレ補正効果:○段」と書かれています。

でも、「○段って何に対して○段なの?」

そう思った人も多いはず。

最初に答えを言うと、シャッタースピード○段分ということなんです。

この段数は、数字が大きくなるほど手ブレ補正が強力になります

そこで、段数とシャッタースピードの関係性を簡単に解説したいと思います。

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シャッター速度と段数の関係

たとえば、シャッター速度の基準を1/60秒とします。

1/60秒から1段遅くすると1/30秒になり、シャッターが開いている時間が2倍になります。

逆に、1/60秒から1段早くすると1/125秒になり、シャッターが開いている時間が1/2倍になります。

シャッター速度 1/4 1/8 1/15 1/30 1/60 1/125 1/250 1/500 1/1000
段数 4段 3段 2段 1段 基準 1段 2段 3段 4段
スピード 遅くする 早くする

ちなみに、一般的な一眼レフカメラのシャッター速度は、1/2段や1/3段ずつ変えることができます。

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手ブレ補正○段

たとえば、手ブレせずに撮れるシャッター速度の目安が1/60秒で、手ブレ補正が4.0段だったとします。

手ブレをしないギリギリのシャッター速度

4段というのは、シャッタースピードを4段遅くしてもOKという意味なので、手ブレせずに撮れるシャッター速度の目安が1/4になります。

シャッター速度 1/4 1/8 1/15 1/30 1/60 1/125 1/250 1/500 1/1000
段数 4段 3段 2段 1段 基準 1段 2段 3段 4段
スピード 遅くする 早くする

手ブレ補正○段はあくまでもカタログの数値であり、実際は若干異なることもあります。

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