花を一眼レフで撮るんだったら、綺麗でかっこいい写真を残したいですよね。
そこで、
「花を綺麗に撮りたいけどどんなレンズがあるのか知りたい」
「どのレンズを選んでいいかわからない」
という人のために、安くてコスパがいい初心者向けのレンズを紹介したいと思います。
花の撮影におすすめのニコン用神レンズ3選
1.ニコン AF-S DX Micro NIKKOR 40mm F2.8G
クローズアップだけでなく、単焦点レンズとしても使えるマクロレンズです。
【レンズレビュー】AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G
メリット
- 軽くてコンパクトなので持ち運びに便利
- マクロだけでなく単焦点レンズとしても使える
- 画角が60mm(35mm換算)なので、ポートレートや風景、街撮りレンズにもぴったり
- 柔らかくてふわっとした美しいボケが楽しめる
- F値を絞ると、シャープでスッキリとした色合いになる
- ケラレは殆どない
- フィルター径が小さいので保護フィルターが安い
- 値段が安くてコスパがいいので初心者向け
デメリット
- 手ブレ補正がない(接写しなければ殆ど手ブレしない)
- AFは速いとは言えない(動体を撮らなければ問題はない)
- 近づけば近づくほどピントがシビアになるので、接写する時は三脚が必要になることもある
- ズーム機能が無いので、自分から動いて撮影しなければならない
- かなり近くまで寄れるので、レンズに花弁などが付かないよう注意が必要
以前「AF-S DX NIKKOR 35mm F1.8G」を使っていましたが、こちらに乗り換えました。F1.8よりも40mmのF2.8の方が画像が綺麗だし、マクロ~スナップとして使えるのでこちらにして大正解でした。
2.ニコン AF-S DX NIKKOR 55-200mm F4-5.6G ED VR II
小型で軽い望遠ズームレンズです。
キットレンズとは思えないほどのクオリティで、廃盤になった現在でも人気が高いレンズです。
【レンズレビュー】AF-S DX NIKKOR 55-200mm F4-5.6G ED VR II
メリット
- 望遠レンズなのに軽い
- 沈胴式なので使わないときはコンパクトに持ち運べる
- 手ブレ補正があるのでブレにくい
- 200mmでも高画質
- 隅々までシャープに映る
- 明るいレンズではないが、圧縮効果を使うことで背景がかなり綺麗にボケる
- AF-S DX NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G ED VR IIよりも画質がいいので、値段が安いこのレンズを買うべき
- レンズを下に向けてもビヨーンと伸びない
- フィルター径が40mmマクロと同じなので安く買える
- ニコンの安いレンズの中でも、最強のコスパを誇るレンズである
デメリット
- 沈胴式なので、ボタンでロック解除するのが面倒(すぐ慣れますけど)
- 標準域を使いたい場合はレンズ交換が必要(立ち位置を変えればレンズ交換は不要になる)
- 廃版商品である(その代わり中古で安く購入できる)
- プラスチックマウントでフードは別売り(フード付きの中古レンズ、社外品や中古の安いフードも売っている)
最近までひとつ前のモデルを使っていましたが、VR IIの方が色合いがとても綺麗で、描写力は段違いでした。
3.トキナー AT-X 12-28mm F4 PRO DX
広角から準標準までをカバーするズームレンズです。
メリット
- 広い範囲が写せる
- 遠近感を強調できる
- 絞り開放でもボケが小さくなるが、画面全体にピントがあったパンフォーカス写真が作りやすい
- F4通しのレンズなので、望遠側にしても明るく写せる
- 解像度が良いので、色味や画質が良い
- トキナーブルーと言われるだけあって、青空がとても綺麗
デメリット
- レンズが重い
- 手ブレ補正がない(カメラをしっかり構えていればそれほど手ブレしない)
- 三脚を使う場合、しっかりとしたそれなりの金額のものが必要(夜景などを撮らない限りは滅多に使いませんけど)
- 逆光やサイド光だとフレアやゴーストが出る場合がある(順光の場合はとても綺麗に写ります)
- 写真の端が歪むことがある(ズームで調整すると歪みが解消できる)
- 廃版商品である(その代わり中古で安く購入できる)
- フィルター径が大きいので保護フィルターは若干お高め
どのタイプがおすすめ?
マクロレンズ
レンズ ニコン AF-S DX Micro NIKKOR 40mm F2.8G
レンズ ニコン AF-S DX Micro NIKKOR 40mm F2.8G
小さな被写体を大きく写すことが可能で、F値を小さくするにつれてボケた写真が撮れます。
レンズの種類は、標準系、中望遠系、望遠系があり、焦点距離の違いによって分けられます。
上の2枚は標準系マクロなのでボケは少なめですが、望遠系マクロほどボケが大きくなります。
望遠レンズ
レンズ ニコン AF-S DX NIKKOR 55-200mm F4-5.6G ED VR II
スイレンやハス、ハナショウブなど、近くに寄れない花でも大きく写すことができます。
レンズ ニコン AF-S DX NIKKOR 55-200mm F4-5.6G ED VR II
サクラや梅、モクレンなど、木に咲いている花は望遠で撮ると背景がボケて綺麗に映ります。
レンズ ニコン AF-S DX NIKKOR 55-200mm F4-5.6G ED VR II
前ボケ・後ろボケを表現したい場合も重宝します。
レンズ ニコン AF-S DX NIKKOR 55-200mm F4-5.6G ED VR II
チューリップ、ひまわり、コスモス、あじさいなどの花畑の場合にも有効です。たとえスカスカの場所があっても、圧縮効果を利用することで沢山咲いているように写せます。
広角レンズ
レンズ トキナー AT-X 12-28mm F4 PRO DX
レンズ トキナー AT-X 12-28mm F4 PRO DX
花に近づいて撮ると、望遠にはない広がりや奥行きを出すことができます。
最後に
マクロレンズや広角レンズをたまにしか使わないのであれば、レンタルするのもアリですよ。
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