カメラ・レンズ・アクセサリー

初めてのミラーレスや一眼レフはレンズキットを買うな!!その理由とおすすめレンズ

※当サイトは、アフィリエイト広告を掲載しています。

レンズが交換できる一眼レフやミラーレス一眼を初めて買う場合、どのレンズを買っていいかわからないですよね。

それゆえに、お得感があるレンズキットを買いがちです。

しかし、レンズキットを買ってしまうと後々必ず後悔します。

そこで、キットレンズのデメリットと、初めてのカメラにオススメな2本のレンズを紹介したいと思います。

スポンサーリンク


カメラを買う場合の3つの選択肢

初心者向けのエントリー機を買う場合、選択肢として3つのパターンがあります。

ボディのみ

ボディのみでレンズが付いていないもの。

レンズキット

ボディ + レンズ1本(標準ズームレンズ)がセットになったもの。

ダブルズームキット

ボディ + レンズ2本(標準ズーム・望遠ズーム)がセットになったもの。

《 レンズキット付属のレンズの目安 》

  • 標準ズームレンズ : 焦点距離が18-55mmなどの標準的なズームレンズ
  • 望遠ズームレンズ : 焦点距離が55-210mm、55-250mm、55-300mmなどの望遠レンズ
スポンサーリンク

レンズキットをおすすめしない理由

レンズキットは価格が安く、悩まずにレンズを揃えることができるというメリットがあります。

しかし、カメラを使いこなしていくうちにデメリットの方が多くなっていきます。

そこで、私の経験をもとに、レンズキットをお勧めできない理由を挙げていきたいと思います。

《 私が初めて購入したレンズキット 》

  • ボディ : SONY NEX-5D
  • レンズ : 2本(16mm / 18-55mm)

レンズ交換が面倒

公園の桜やコスモスを撮影した時、標準レンズが役に立たないことが多かったので、後から55-210mmの望遠レンズを購入しました。

55mmの区切りはとても微妙で、撮影の途中でレンズを交換することが結構あります。

でも本当は、レンズの交換なんて面倒でやりたくありません。

なぜなら、野外だとレンズが置ける場所が無いですし、レンズを交換している間にシャッターチャンスを逃すこともありますからね。

《 レンズ交換の手順 》

  1. 交換するレンズの保護キャップを外しておく
  2. 本体からレンズを外す
  3. 外したレンズに保護キャップを付ける
  4. 本体に交換レンズを付ける
  5. 外したレンズをしまう

レンズ交換でゴミやほこりが入る

レンズ交換の回数が多ければ多いほど、ボディやレンズにゴミやほこりが入るリスクが多くなります。

ゴミが小さければあまり問題はありませんが、ゴミが大きければ写真に写り込むこともあるため、レンズ交換は最小限に抑える必要があります。

標準と望遠の2本持ちは重くて邪魔

SONYの18-55mmは194g、55-210mmが345gなので、2本持ち歩くと合計で539gとなります。

レンズをSONYの18-200mm1本にすると460gで済み、予備レンズを持ち歩く必要もなくなるのでバッグが軽くなります。

正直なところ、18-200mmのレンズを買えば良かったと後悔しました。

広角レンズを使うシーンが殆ど無い

16mmの広角レンズはキットレンズなだけあって、あまり写りが良くないです。

しかも、ウルトラワイドコンバーターを付けないとその良さを発揮できないという代物でした。

ワイドコンバーターを装着すると広角12mmの世界を楽しめるのですが、初心者が使いこなすには難しく、出番が殆ど無いのが現状です。

スポンサーリンク

初心者さんにおすすめするカメラの買い方

後で後悔しないためにも、一眼レフやミラーレスは「ボディとレンズを別々に買う」のが一番おすすめです。

スポンサーリンク

初心者さんが持っていると良いレンズ2本

広いズーム域がカバーできる「18-200mmの高倍率ズームレンズ」

高倍率のズームレンズは焦点距離の幅が広く、1本で広角から望遠のズーム領域を指定できます。

そのため、面倒なレンズ交換が不要になり、カメラの持ち運びが楽になります。

望遠側が105mm、135mm、200mm、300mmなど種類が色々ありますが、初心者にはサイズや価格が無難な18-200mmのレンズがおすすめです。

SONY E 18-200mm F3.5-6.3 OSS [SEL18200]
created by Rinker
タムロン 18-200mm F/3.5-6.3 Di III
created by Rinker

写真の腕が磨ける「50mmの単焦点レンズ」

50mm単焦点レンズは、人が見た景色に近い画角で撮影することができるレンズです。

構造がシンプルなので画質が良く、絞り値がF1.4~F2.8と小さいため、綺麗なボケを表現できます。

また、小型・軽量で、比較的安い価格で購入できるのも特徴のひとつです。

単焦点レンズは焦点距離が固定されているので(ズームができない)、構図を決める場合は自分が動いて距離を調整しなければなりません。

そのため、被写体との距離感が自然と身に付くので、写真が上手くなるためには持っておきたいレンズです。

撮像素子がフルサイズの場合は50mm、APS-Cの場合は30~35mmのレンズを選んでください。

参考 撮像素子についてはこちらで詳しく説明しています。

SIGMA 30mm F1.4 DC DN
created by Rinker
SONY E 35mm F1.8 OSS [SEL35F18]
created by Rinker
スポンサーリンク

最後に

カメラやレンズは高いので、私は中古で1式揃えました。

中古品にはランクがありますが、「良品」「美品」を選べば問題なく使えると思います。

最初は中古を使ってみて、目が肥えてきたら新品を買うというのも一つの手ですよ。

スポンサーリンク

一眼レフがよくわかる本

すずちゃんのはじめてのカメラとレンズ
created by Rinker
すずちゃんの理解して学ぶカメラとレンズ
created by Rinker