泣沢女神とは
【分類】国津神
【性別】女神
【性別】女神
ヒノカグツチを産んでイザナミが亡くなり、悲しみ嘆いたイザナギの涙から生まれた神様です。
「沢山泣く」という名前から、泉や井戸、湖沼などの水の湧き出る様子を指します。そこから井戸神として信仰され、新しい生命力の源である水の霊として新生児を守護する神、生命長久の神とされました。
奈良県の畝尾都多本神社に泣沢という井戸があり、その井戸が御神体として祀られています。
昔の日本でも、葬儀の時に泣く儀式があり、泣き専門の女性を「泣き女」と言っていました。その役割を神格化したとも言われています。
5分で読める「古事記」上巻(2)・神生みと黄泉国
古事記・上巻
天地のはじまり
神生みと黄泉国
三貴子の誕生
天照大御神の誓約
天岩戸神話
五穀の誕生
ヤマタノオロチ
因幡の白うさぎ
大穴牟遅神の死
根の国での冒険
八千矛神の恋...
御利益
出産・新生児守護、生命長久など
祀られている神社
- 伊豆山神社(秋田県大仙市)
- 日吉神社(滋賀県高島市)
- 畝尾都多本神社(奈良県橿原市)
- 北桑名総社(三重県桑名市)
- 藤並神社(和歌山県有田郡有田川町)