古事記

5分で読める「古事記」とは

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古事記とは

天皇家による統治の正当性を示した歴史書

日本最古の歴史書で、日本書紀とともに奈良時代初期に完成しています。

作成のきっかけは「帝紀※1」「旧辞※2」に書かれた間違った部分を訂正するため、40代・天武てんむ天皇が稗田阿礼ひえだのあれみ習わせたのが始まりです。

天武天皇が亡くなると作業が中断されましたが、43代・元明げんめい天皇がこれを引き継ぎ、稗田阿礼が語る内容を太安万侶おおのやすまろに筆録させて献上させました。

※1 「帝紀」天皇家の系譜を記したもの
※2 「旧辞」朝廷の伝承を記したもの

古事記の編集者

  • 稗田阿礼
  • 太安万侶

古事記の完成年

  • 712年(和銅5年)

古事記の表記

日本語(和文)で書かれています。

とはいえ、この頃はまだ「ひらがな」が存在していません。

したがって、文字は漢字による当て字ですが、音と訓で読めば日本語として理解できるものでした。

古事記の構成

古事記は、上巻・中巻・下巻の全3巻で構成されています。

上巻「天地創生~神武天皇誕生」

  • 天地のはじまり
  • 伊邪那岐命いざなぎのみこと伊邪那美命いざなみのみこと
  • 天照大御神あまてらすおおみかみ須佐之男命すさのおのみこと
  • 大国主命おおくにぬしのみこと
  • 葦原中国あしはらのなかつくに平定
  • 邇邇芸命ににぎのみこと
  • 火遠理命ほおりのみこと(山幸彦やまさちひこ)

中巻「初代・神武天皇~15代・応神天皇」

  • 神武じんむ天皇
  • 綏靖すいぜい開化かいか天皇
  • 崇神すじん天皇
  • 垂仁すいにん天皇
  • 景行けいこう天皇
  • 成務せいむ仲哀ちゅうあい天皇
  • 応神おうじん天皇

下巻「16代・仁徳天皇~33代・推古天皇」

  • 仁徳にんとく天皇
  • 履中りちゅう反正はんぜい允恭いんぎょう天皇
  • 安康あんこう天皇
  • 雄略ゆうりゃく天皇
  • 清寧せいねい天皇
  • 顕宗けんぞう天皇
  • 仁賢じんけん推古すいこ天皇