一度明るいレンズを使ってみたいと思って35mm/f1.8を買ったのですが、結局は40mmマクロに落ち着き、35mmレンズを手放しました。
正直なところ、35mmを買ったのは勇み足だったと思います。
そこで、「ニコンの35mm単焦点と40mmマクロのどちらを買おうか迷っている」「でも、マクロレンズって自分に必要なのかな?」と悩んでいる人のために、
35mm/f1.8より40mm/f2.8マクロがオススメな理由3つ
結論から言うと、この2本で迷っているのなら、40mm/f2.8マクロを買うべきです。
なぜなら、マクロと単焦点の二刀流で使える40mmマクロの方が便利だからです。
1.マクロレンズである
被写体にぐっと近づいてもピントが合うので、花、昆虫、小動物、小物、料理などを大きく映すことができます。
解像度が高く、背景をぼかすのも得意なので、明るくて柔らかい綺麗な写真が撮れます。
2.スナップ撮影に使える
マクロレンズって「接写」と「ぼかす」ことしかできないレンズだと思っている人が多いと思いますが(実は私もそうでした)、マクロレンズも単焦点の一種なので、スナップやポートレートでも使うことができます。
また、焦点距離が35mmレンズと5mmしか変わらないので、35mmレンズと同じような感覚で使えます。
3.絞りはF2.8あれば十分
F値は小さいほど明るく、ボケが綺麗な写真になりますが、35mmの開放で撮るとピントがずれたりボケがモヤっとして写ります。
35mmレンズはF2.8の方が画質がいいので、F2.8がAPS-Cカメラの限界だと思います。
F1.8の良さを引き出してくれるのはやっぱりフルサイズなので、F1.8で撮らないのであれば、35mmよりも40mmを選ぶべきです。
デメリットもあります
※35mmで撮影
やっぱり明るさは35mmの方が上なので、両方あるといいに越したことはありません。
しかし、予算の関係で1本しか選べないならば40mmを買い、暗くなった写真はレタッチで補正する方がいいと思います。
マクロレンズってそれほど必要?
ぶっちゃけ、接写をしたければ必要だし、そうでなければ全く必要ありません。
- 花弁や花びら、昆虫などをアップで撮りたい
- ひとつの花だけが浮き上がるように撮りたい
- 葉についた水滴を撮りたい
- 料理写真をクローズアップしてSNSに載せたい
など、被写体に近づいて撮りたい人にはマクロレンズが必要です。
逆に、子供の成長記録のためにカメラを買った、風景写真や街ブラ写真しか撮らないという人だと、マクロレンズの必要性を感じないと思います。
まとめ
F1.8の世界を覗いてみたい人、マクロレンズが全く必要ない人は35mm/f1.8でいいと思いますが、「まだまだ撮影の幅を広げたい」「花を撮るのが好き」「おしゃれな写真が撮りたい」「ファンタジーな写真が撮りたい」と思っているならば、ぜひ40mmマクロを試してみてください。