先日、Nikonの一眼レフ「D3300」を中古で購入しました。
いざ撮影してみると、シャッターを半押ししてピントが合っているにもかかわらず、なかなかシャッターが切れないという現象が起こりました。
最初は新しいSDカードとの相性が悪いせいだと思っていたのですが、色々調べてみると原因は「レリーズタイムラグ」の速度にあることが分かりました。
レリーズタイムラグとは
レリーズタイムラグは、シャッターを半押ししてピントを合わせてから実際にシャッターが切れるまでの時間差のことで、シャッタータイムラグとも言われます。
レリーズタイムラグは、カメラのメーカーや種類によって異なります。
D3300のレリーズタイムラグが遅く感じた原因
私は、D3300を購入する前はD90とα5100を使っていました。
D90とα5100はピントが合うとすぐにシャッターが切れるのですが、D3300はピントが合った後にワンテンポずれてシャッターが切れることから、すごく遅く感じた訳なんです。
※相方もD5300を使い始めた頃に遅く感じたそうですが、現在は慣れて気にならなくなったようです。
D3300・D90・α5100レリーズタイムラグの比較
D3300 | D90 | α5100 |
---|---|---|
約0.081秒 | 約0.067秒 | 約0.02秒 *注1 |
参考 IMAGING RESOURCE / SONY
*注1:SONYの公式ページには載っていませんでしたが、α5000とその他のILCE機も約0.02秒だったので、同程度だと思います。
比較した結果、D3300はD90の1.2倍、α5100の4倍もタイムラグがありました。
Nikonの一眼レフの場合、上級機(または中級機)よりも入門機の方がレリーズタイムラグが遅いです。
ちなみに、ミラーレスは一眼レフとシャッター構造が違うので(ミラーが無い)、レリーズタイムラグが早くなります。
D3300のレリーズタイムラグはなぜD90よりも遅い(考察)?
D90は古い機種ですが、D2桁シリーズの最上位機種であるため高スペックです。
しかし、D3000番台(D60の流れを汲んでいる)はD4桁シリーズのうち、最下位に位置する初心者向けの安価モデルです。
そのため、コスト削減のしわ寄せがシャッターにも及び、レリーズタイムラグが遅くなっているのだと思います。
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最後に
ミラーレスの操作に慣れてしまうとD3300のシャッターを切る動作が遅く感じるので、こういうものだと割り切って慣れるようにしましょう。