菅原道真とは
【分類】平安時代の貴族
【性別】男神
【性別】男神
普段「天神さま」「天神さん」として親しまれている神様です。
代々学者の家に生まれ、学者、文人、政治家として能力を発揮した人です。
宇多天皇に文学の才能を認められて32歳で学者のトップである文章博士となり、醍醐天皇の時代には、55歳で右大臣になりました。
ところが、道真の異例の出世をねたむ左大臣・藤原時平らの策略により失脚。北九州の大宰府へ左遷されてしまいます。
道真が無念の思いを残しつつ大宰府で亡くなると、その直後に京都では天変地異が続き、宮中には雷が落ち、醍醐天皇の皇太子が亡くなり、道真を落とし入れた藤原時平も病死しました。
たび重なる凶事は道真が起こしたものに違いないと考えた藤原氏は、「天満大自在天神」として道真を神様として祀ることに決めました。
道真が学問の神様として信仰されるようになったのは、平安時代から鎌倉時代初期の頃で、一般庶民に広く親しまれるようになったのは、江戸時代に寺子屋が隆盛してからのことです。
御利益
受験合格、学業成就、書道上達、芸能上達、文筆上達など
祀られている神社
- 全国の天満宮
- 全国の北野神社
- 全国の菅原神社
- 全国の天神社
- 縁結び大社・愛染神社(千葉県東金市)
- 湯島天神(東京都文京区)
- 北野天満宮(京都府京都市上京区)
- 與喜天満神社(奈良県桜井市)
- 太宰府天満宮(福岡県太宰府市)
- 防府天満宮(山口県防府市)