弁財天とは
【分類】神仏習合の神
【性別】女神
【性別】女神
弁財天は、サラスヴァティーと呼ばれていたヒンドゥー教の女神です。
インドのサラスヴァティー川を神格化した神様で、仏教に取り入れられると「弁才天」という呼び名になり、神仏習合によって神道にも取り込まれました。
川の流れがさらさらと聞こえることから、音楽、弁舌、芸能の女神として、川から引いた水が農作物を育てることから、農業の神としても信仰されてきました。
弁才天の才は才能を表し、才能は富をもたらすことから「財」の字に置き換えられ、富をもたらす神様としても信仰されています。
弁財天は水に由来する女神なので、水に関わる場所に弁財天が多く祀られています。
多紀理毘売命(たきりびめのみこと)・多岐都比売命(たぎつひめのみこと)・市寸島比売命(いちきしまひめのみこと)と御利益
多紀理毘売命・多岐都比売命・市寸島比売命とは
【分類】天津神
【性別】タキリビメ(女神)・タギツヒメ(女神)・イチキシマヒメ(女神)
アマテラスとスサノオの誓約うけいで、アマテラスがスサノオの十握剣とつかのつるぎをかみ砕き、吹いた息から生...
御利益
芸術、音楽、福徳財宝、農業、縁結び、恋愛成就、立身出世など
祀られている神社
- 黄金山神社(宮城県石巻市)
- 鶴峯八幡宮(千葉県市原市)※摂社の弁財社
- 江島神社(神奈川県藤沢市)
- 銭洗弁財天宇賀福神社(神奈川県鎌倉市)
- 清水弁財天社(長野県佐久市)
- 都久夫須麻神社(滋賀県長浜市)
- 天河大弁財天社(奈良県吉野郡天川村)
- 厳島神社(広島県廿日市市)