観光長生エリア

戦後の歴史遺産として残ってほしい木造の「中瀬大橋」(千葉県長生村)

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中瀬大橋とは

中瀬大橋は、地元の篤志家「石井亀吉」さんが戦後に架けた木造橋です。

橋が無かった当時、「はしけ船」に乗らないと漁場に行くことができず、地元の人たちは大変不便な思いをしていました。

そこで、亀吉さんが100mにもおよぶ木造橋を作ったのです。

幅2.4mの橋ではありましたが、人力で砂の川の底に杭を打つ作業は大変困難を伴ったそうです。

しかし、完成した橋のおかげで、天秤棒を肩に魚を運ぶ漁師たちが行き交い、対岸では牛車をひいた業者が取引する華やかな光景が繰り広げられるようになりました。

その後、橋は架け替えられましたが、現在は老朽化が進んで渡れない状態になっています。

橋桁は補強された面影が見られますが、欄干は撤去されたようです。

あくまでも私の推測ですが、令和元年の台風15号・19号・21号による豪雨がトドメを刺したのではないかと思います。

千葉の所々では今もなお台風の爪痕が残っています。また、コロナで財政も厳しい状態ではありますが、できれば文化財として後世まで残してほしいです。

石井亀吉さんは、明治31年(1898年)に館山の漁師の家に生まれました。

長生村で家庭を持ち、製材工場を開いて繁盛しましたが、海への思いが断ち切れず戦後網元を始めました。

のどかな光景

橋の中央では、鳥が休んでいました。

周りに人がいないせいか、逃げることなくのんびりしているように見えました。

中瀬大橋で撮影する場合、望遠レンズも用意しておくといいと思います。

※今回は標準と広角レンズしか用意していなかったので、画像をトリミングしています。

アクセス

中瀬大橋(なかせおおはし)

  • 住所:千葉県長生郡長生村一松丙4428-18
  • 入場料:無料
  • 駐車場:無
  • トイレ:無
  • 公式サイト:無

参考資料

千葉 ぶらり歴史探訪ルートガイド
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ちばの魅力、再発見 ちば観光文化検定公式テキスト
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