日本の神様

因幡の白うさぎと大国主神(おおくにぬしのかみ)にまつわる神々

スサノオの6代孫にあたるオオナムチが、いくつもの試練を乗り越えてオオクニヌシとなるまでのお話第1弾「因幡の白うさぎ」編です。

  1. 因幡の白うさぎ
  2. 八十神の迫害
  3. 根の国訪問




スポンサーリンク

ヤソガミとオオナムチ、因幡に旅立つ

オオナムチには、八十神(やそがみ)と呼ばれる多くの異母兄弟がいました。

この兄たちはとても意地悪で、末っ子のオオナムチをいつもいじめていました。

そんなある日、因幡の国にヤガミヒメと呼ばれるとても美しい姫がいるので、ヤソガミ達は姫に求婚しに行くことにしました。

そして、オオナムチは荷物持ちとして家来のように連れていかれることになりました。

※八十とは多くのという意味で、具体的な数字を表したものではありません。

因幡の白うさぎ

白うさぎとヤソガミ

その道中、ヤソガミ達は皮を剥がされて泣いているウサギを見つけます。

ウサギはヤソガミ達に言われた通り、海水で身体を洗って風に当たったところ、ますます傷口が酷くなってしまいました。

神様
1 男神 八十神(やそがみ)

白うさぎとオオナムチ

そこへ、ヤソガミより遅れて通りかかったオオナムチが、痛みに苦しんでいるウサギを発見。

訳を聞いてみると、ワニザメを騙して海を渡ったことがバレ、怒ったワニザメに皮を剥がされたとのこと。そして通りがかったヤソガミに助けを求めた所、傷が悪化して更に体中が痛くなってしまったと言うのです。

ウサギはオオナムチに言われた通り、真水で身体を洗い、敷き散らした蒲(がま)の花の上で転がって花粉を付けた所、ケガが回復して元の白い姿になりました。

※オオナムチは後のオオクニヌシのこと。

白うさぎの予言

ウサギはオオナムチにお礼をした後、「八十神はヤガミヒメを娶れません。夫にはあなたが選ばれます」と予言をしたのでした。

あとがき

ヤソガミって、なんでこんなに意地も性格も悪いんですかね。

個々の名前は分からないですが、十把一絡げ的な名前に「神」が付いているなんて、まったく「どうかしてるぜ」と思ってしまいます。

オオナムチにはこれからさらに大きな試練が待ち構えています。

ラノベ古事記 日本の神様とはじまりの物語
created by Rinker